石炭火力発電所問題を考える
市民ネットワークの活動報告

1996.11.21第2回幹事会

  1. 世話人・事務局会議

    1. 第1回 10月5日 出席14〜15人
      • 市民ネットワークの結成を確認。
      • 世話人・事務局メンバーを要請していく。
      • 大まかな運動方向を確認。

    2. 第2回 10月25日 出席12人
      • 市民向けアピールと関西電力への申入文書について論議。
      • 当面の行動日程を確認。
        1. 11月13日神戸市・関西電力申し入れ。
        2. 世話人・事務局会議を11月4日の週に行う。
      • 当面の連絡先として、兵庫労連内の丸山とする。
      • 当面の立ち上がり資金として、当面100万円を目途に主要な団体に分担金を要請する。(患者会、兵庫労連、保険医協会、東神戸病院等)諸団体へカンパの要請をする。

    3. 第3回 11月7日 出席13人
      • ネットワークの名称と性格について論議、正式名称を「石炭火力発電所問題を考える市民ネットワーク」とする。性格は、
        1. 団体・個人が参加し火力発電所が環境や健康に及ぼす景況を危惧する一点で連携・連帯し情報交換を行う。
        2. 参加する団体は対等・平等で独立した運動体であり、連携・協力して運動する。
      • 市民向けアピール、神戸市・関西電力・神戸製鋼への申し入れ文書について論議。
      • 関西電力・神戸市・神戸製鋼への申し入れ参加者確認。
      • 署名について、「連絡会」が署名を継続する。神戸市と神鋼宛の署名用紙を作るこ   とについては検討していく。

    4. 次回 12月3日 六甲勤労市民センター


  2. 石炭火力発電所問題を考える市民ネットワーク役員

    代表 藤田 晃(甲南大学教授) 事務局 野口 和江
    世話人 小牧 英夫(弁護士) 荒木 純子
    井上 准一(公害患者の会) 岡 敦子
    森岡 芳雄(東神戸病院Dr) 弘法 範子
    小山 乃里子(市会議員) 吉岡 由美子
    和泉 正人(保険医協会) 稲上 雅英
        松本 則子


  3. これまでの運動

    1. 関西電力への申し入れ 11月12日 参加8名
      • 買電のメリットは安価。入札の内定は自治体との調整がスムーズに行っていること。
      • 環境対策は重要事項だが、アセス等で自治体が決めるもの。紛争処理は自己責任で。
      • 環境に関するデータは可能な限り公表するよう伝える。
      • 新日鐵についても窓口を設けるよう話をする。

    2. 神戸市への申し入れ 11月13日 参加11人
      • 環境の悪化は困る。今後のアセス結果。入札決定に対し市の権限はない。
      • スクラップ&ビルドで2010年頃を目途。エネルギーの転換を指導。
      • 大気汚染データ等神鋼の協力でやってるので独自判断で公表できない。
      • 市独自の調査項目を入れてアセスを行う。

    3. 神戸製鋼への申し入れ 11月19日 参加8人
      • 環境の現況認識はみなさんと同じ。
      • 地域社会との共生・融和について、これまでも地域自治会と話し合っており今後もその延長線でやっていく。(自治会長を対象に話し合い、会長を通じて住民に説明をさせている)
      • WHOは、神鋼も県・市と一緒に誘致活動をして実現させた。
      • 石炭火力発電に決めたのは、イ、安全性と技術革新で公害を押さえられること。ロ、自家発電技術の活用。ハ、石炭の埋蔵量が一番多い。
      • アセスの範囲は西宮や宝塚等も入っているが、アセス結果の説明は地元(東灘・灘・旧葺合)になる。
以上