近畿通産局と話し合いを行いました。

 石炭火力発電所問題を考える市民ネットワークは、中央区連絡会、葦の風とともに、神鋼石炭火力発電所建設問題で12月17日午前10時より交渉を行いました。
 私たちは@環境庁意見書を添付して通産省が指導したにもかかわらず、修正環境評価書は数値だけあわせて努力するとしか書いていない。通産省の指導がないがしろにされている。A年間総排出量が削減される具体的対策を確認しないまま建設許可を出さないこと。B二酸化炭素排出量が2・5倍にもなることをどう考えているのか?C電気事業審議会受給部会中間報告で石炭火力発電所設備容量が4400万キロワットから3600万キロワットに下方修正された。神鋼石炭火力発電所はこれからはみ出るが、それでも建設許可をするのか?などについて指摘し、疑問を提起した。
 近畿通産局は、電気設備の技術基準などにそって審議し3ヶ月以内に結論を出すとしながら、指導内容が守れない場合は「操業停止もあり得る」と強調した。二酸化炭素問題や電気事業審議会の中間報告との関連については、通産省全体のことで一部局の判断で回廊できない。と回答した。  私たちは、SOxやNOxをどのようにして現状以下に押さえるのかを神鋼に文書確認するよう要求して、話し合いを終わった。
 出席者は、市民ネットワーク2人、中央区連絡会1人、葦の風2人でした。近畿通産局は、発電課課長補佐3人が対応した。

通産大臣宛の要求文書と通産省からの回答文書を添付します。

以上

石炭火力発電所問題を考える市民ネットワーク
事務局丸山寛
連絡先078−371−4560 FAX371−4559