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火力発電中央区連絡会ニュース |
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No.44号 | 発行:神鋼石炭火力発電公害問題中央区連絡会
事務局:東神戸診療所(電話231−9031) 担当:石田 義信 |
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2003.10.4 | |||||||||
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第7回定期総会終わる |
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神鋼石炭火力発電所公害問題中央区連絡会は、9月20日に第7回定期総会をひらきました。 神鋼神戸発電所は、1号機が稼働して1年、2号機も今年7月から試運転をはじめています。こうした中で開かれた総会第1部では、この1年間に発電所はさまざまな事故をおこしながら市民にはもちろん、環境保全協定を結んでいる神戸市にも1件のみしか報告していない実態などが報告されました。また、灘区の周辺住民から「くさい匂いがする」「黒いススのようなものが降ってくる」などの苦情があり、中央区でも風向きによって黒い者が窓につくなどの苦情がでていると環境の悪化が報告されました。 本年度の活動方針では、神鋼の公害を監視し、2号機の稼働までに住民も含めた「協定}を結ぶよう神戸市と神鋼に求めていくこと、会員を増やすことなどを決めました。 この総会で選出された世話人さん、事務局員さんは次の方々です。 ◇世話人さん(アイウエオ順) ○東久美子さん、○石田義信さん、○大西照美さん、○北岡浩さん、○小林昌夫さん、○だんの太一さん、○戸崎曽太郎さん、○福原悦子さん、○船岡清さん ◇事務局員(アイウエオ順) ○伊井ひろみさん、○大西幸さん、○岡敦子さん、○坪田和久さん、○野上清博さん |
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第2部「みんなで語ろう環境問題」 | |||||||||
冒頭に8月4日に行った海のウオッチングの結果のうち、海底どろの中間発表が行われました。単一の調査なのと、さまざまな他の要因を加味したものでないので断定はできないが、「自然界にない重金属数種がヘドロの中に堆積していることが目立つ」という内容でした。正式な発表は、後藤先生と相談してからになります。 この後、参加者からさまざまな意見が出ました。 ○海底どろの中間発表を聞いて思ったが、海の調査をこれっきりにせず、何回もしてデータを集めるべきだ。 ○前に住んでいた灘区新在家には復興住宅が建っており、発電所の真ん前で空気が汚く、窓は開けられないし、洗濯物は屋外に干せないと住民が言っている。 ○地球温暖化の影響が深刻だと思う。登山の好きな友人の話では、この夏モンブランに登頂したが、氷が溶けたための落石で、この夏だけで60人が死んだと言っていた。 ○環境はよいと言われる北区でも、自動販売機がたくさんあって、電気を多く使っている。○よい発言を聞いた。このような集会に初めて参加したが、自分は何をすべきかがつかめる会議が必要と思う。 ○環境悪化の一因にゴミの問題があるが、製造業者の責任が問われず、自治体が後始末する今の制度はおかしい。つくったものがそのゴミを処理すべきだと思う。 ○灘区連絡会議では毎月1回宣伝行動をしている。中央区でもしてはどうか。その他割愛 |
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海底どろの分析中間発表をされた研究者から感想が | |||||||||
神鋼石炭火力発電所公害問題中央区連絡会のみなさま 9月20日の勉強会ではお世話になりました。神戸市民のかたが自分たちの住む地域の環境を熱心に考えておられると言うことがわかり、感動いたしました。環境汚染は、さまざまな要因が重なって起こる複合汚染であるといえます。ですから、これからも様々な琴を学習し、さらにそれと並行して、ここでの活動をできるだけ多くの人に広めていってほしいです。私自身もとても勉強になりました。ありがとうございました。 |
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第7回総会を終えて・・・・・野上清博事務局長 | |||||||||
来年4月には2号機が本格稼働します。昨年春の1号機本格稼働以来、給水ポンプの水漏れや貯炭サイロの発火事故など、頻繁に起こっているにもかかわらず私たち市民には知らされておりません。それどころか神戸市にも報告されていない。私たち住民の汚染監視〔イオウ酸化物(SOx)やチッソ酸化物(NOx)の測定〕が欠かせない状況です。電磁波問題、海水汚染問題と新たな運動も必要です。 私たちの運動は微力ですが、神戸製鋼所は2号機の稼働について住民向けビラを配布するなど、私たちの運動を意識した対策をとっています。 今後も会員のみなさんや住民の方とともに、中央区全体の運動に盛り上げていきたいと思います。みなさんのご意見と運動へのアイデアをお待ちしています。 |
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