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灘区連絡会8月ビラ
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市民のみなさん
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年間200万トンのCO2(二酸化炭素)排出の神鋼石炭火力発電は温暖化を一層進める |
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ポンプ故障で硫黄酸化物目標濃度を超える排出 |
硫黄酸化物 SO2(二酸化硫黄)とは?
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6月20日神鋼石炭火力発電の脱硫ポンプの故障で硫黄酸化物のSO2(二酸化硫黄)が異常排出する事故が起こった。連絡会の点検で開示モニタ(灘浜ガーデンバーデン内)の硫黄酸化物が運転管理目標濃度(環境保全協定では8ppm以内)を大幅に超える約13ppmを記録していた。 後日、神戸市に確認すると「脱硫ポンプの調子が悪く修理の必要がある」との回答があった。連絡会は故障の原因究明と再発防止を求めています。 |
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下の写真は、03年6月20日にSO2(二酸化硫黄)の異常排出を示す灘浜ガーデンバーデン内にあるモニタ | ||||||||||||||||||
神鋼本意の欠陥協定を改正し、住民代表も含めた「環境保全協定」へ |
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神鋼石炭火力発電の建設にあたり、神戸市と神戸製鋼所は、「市民の健全で快適な環境を確保するとともに、周辺地域および地球環境の保全に資するために・・・」と環境保全協定を結んでいます。ところが、実態は事故や故障で停止していても神戸市には報告がいかない。電力会社の発電所は、各種データを毎月公表するのに、神鋼は1年後の報告。市民への常時公開は、灘浜のテレメータで硫黄酸化物と窒素酸化物、排水温度だけなど、この間の経過で、神鋼本意の欠陥協定であることが一層明らかになりました。
情報の公開と市民参加の協定への改善が求められます。兵庫県下でも、高砂市と各企業が結んでいる協定では、住民代表も参加して公害防止や環境保全の取り組みを行っています。 |
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これからの発電は、自然エネルギーの活用を |
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21世紀は、石炭・石油や原子力に替わり、太陽光・風力・バイオマスなどに |
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岩木下ろしと日本海の風を電気にする鰺ヶ沢市民発電 |
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デンマークやドイツなどでは、地域の市民が中心となって風車を建てるプロジェクトが、大きな成果を上げています。日本でも市民や自治体などで風力発電が次々と稼働し始めました。青森1号機「わんず」を紹介します。 あおもり市民風力発電「わんず」は、津軽半島の付け根の日本海に面した岩木山麓の鰺ヶ沢で今年の2月より稼働しています。ドイツ製の風車が道路沿いのスイカ畑の端で力強く回転していました。事業費3億8千万円は、補助金と1口10万円の出資によってまかない、出資者の名前が風車のタワーに刻まれていました。 (続く、次回は五色発電) |
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市民風車「わんず」:津軽弁で「自分たちのもの」という意味 高さ65m、翼の長さ35m、発電容量1500kw、 年間予想発電370万kw(約1100世帯分) CO2削減効果:年2812トン |
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地球温暖化待ったなし
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今年は梅雨明けが遅く、93年以来の冷夏になっていますが、世界気象機関(WMO)は、5月の世界の陸地の平均気温が11.2度Cとなり、観測史上最高を記録したと発表。欧州の6月は記録破りの暑さとなり、スイスでは、各地で35〜36度に達し、しかも持続し「過去250年間でもっとも暑い6月」と報告。大洪水も世界各地で頻繁に起き、日本でも九州の豪雨、真夏なのに秋の台風が襲っています。WMOは、地球温暖化が進む中で、異常気象が頻繁に、しかも極端な規模で猛威をふるうと指摘。温暖化は単に気温が上昇するだけでなく、気候のバランスを狂わせてしまうのです。 |
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