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灘区連絡会10月ビラ
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市民のみなさん
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年間200万トンのCO2(二酸化炭素)排出の神鋼石炭火力発電は温暖化を一層進める |
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電気料金の高すぎる原因は?
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計算式 |
1kwの買い上げ価格=600億円÷88億kw(1号機の年間発電量)=6.82円 |
関電の総売上は=(21.37−6.82)×88億kw=1,280億4千万円 |
これでは神鋼の都合の悪いことを「隠そう」としていると言われても仕方がありません。せめて、他の発電所並みに、排出物の毎月公表などと併せて、運転情報の公表・公開を行うのが最低限の義務では内でしょうか。
2号機は、点検のため11月末まで休止中!
地球温暖化を防止するために、97年に開かれた地球温暖化防止京都会議で締結された議定書。先進国全体で2008年〜12年の間に、1990年比で温室効果ガスを5.2%削減を決めた。各国ごとの目標は、欧州連合が8%、米国7%、日本6%等。米国は賛成しながら離脱、豪州だけが米国に同調している。
温室効果ガス排出量の削減目標は、2012年度の時点で1990年比5.2%削減です。温暖化の驚異にされされている太平洋やインド洋の諸島からすれば、5%程度の削減はあまりにも小さく、しかも90年に比べると2酸化炭素の排出量は増えています。世界最大の2酸化炭素排出国のアメリカには、重大な責任がありますが、京都議定書からも離脱しています。
対応が迫られる日本の姿勢
日本は、6%の削減が義務づけられていますが、02年度の温室効果ガス排出実績は、90年比で7.6%増加しており、13%の削減が必要です。温室効果ガスの削減には、節電など個人や家庭での努力も大事ですが、排出量の80%を占める企業・公共部門で削減することが重要。2酸化炭素を大量に排出する石炭などの化石燃料の火力発電所は制限し、風力や太陽光など自然エネルギーに切り替えを積極的に推進することが、政府に求められています。